こっそり読書&ダイエット記録ブログ

読んだ本を忘れないように記録します。 目指そう!年間100冊 そしてレコーディングダイエット!(2008年より)

30.「ことばで『私』を育てる」山根基世 講談社文庫

NHKの山根アナウンサーが書いたエッセイ。
私はこの人の喋り方が大好きだけど、この本もすごくいい。
専業主婦の私が読んでも、うんうんと頷けるし、仕事を持って働いている女性にぜひ読んでほしい。

山根アナウンサーが仕事で出会った素敵な人たちの言葉と、そしてご自身の言葉についての思いを綴られている。

ことばとはその人の姿勢が出るものだとつくづく感じた。

よいことばはよい人を育て、次の世代に連鎖していく。人が人を励ますという心が、ことばを通して世代から世代へと手渡されていく

29.「非・バランス」魚住直子 講談社文庫

第36回講談社児童文学新人賞受賞作。

小学校時代にいじめられた経験を持つ中学2年生の私が主人公。中学校ではクールに生きること、友達は作らないと心に固く決心する。

その私の前に不思議な女性が現れ、少しずつ変わっていく。
そして、その女性も実は悩みを抱えていて少女との出会いで変わっていくという話

子どもが読んでもいい話だけど、大人が読んでもいい話で、とても共感した。
人間関係に疲れていたり、裏切られて人を信じられなくなったり、自分自身に自信がもてなくて自己嫌悪に陥っている人がいたら、ぜひ読んでほしい。

そして、最後は自分で決着をつけなきゃいけないということをこの本で学んでほしい。

28.「あるようなないような」川上弘美 中公文庫

連続して女性作家のエッセイを読んだが、川上弘美のエッセイの方が深みがあって一字一字大事に読みたいエッセイだと思った。

この人のは不思議な感性があって、独特な間が読んでいてとても心地よい。

見えないはずのものが見えたりする、それは本当のことなのかはたまた想像で書いているのかわからないけど、あるのかも・・・と信じてしまいたくなるから不思議。

「ら抜き言葉」に抵抗があって使えなかった著者がSMAPの「夜空ノムコウ」で許せるようになったという話が可笑しかった。